祇園様と胡瓜伝説

祇園様と胡瓜伝説 その7

肴沢の八坂神社を通常「祇園様」と称している。六月十五日が祭日である。祇園様は「胡瓜」が大好物であった という。そのため家々では六月十五日に祇園様へ胡瓜の初物をお供えしてからでなければ、たべない習慣であっ た。この禁を犯して胡瓜をたべると、川で水泳ぎの時、河童にヘソを抜かれるといったものである。子五里台にも祇 園様があり、同じような風習があった。「祇園様」の祭神は須佐之男命(すさのうのみこと)である。

天江の鹿島様(かじまさま)伝説 その8

 明治のはじめ、戊辰戦争の時、天江周辺の集落は一の関藩の兵士によって殆ど焼かれている。
 しかし天江だけは奇跡的にその難をまぬがれた。天江の「鹿島様」から「楢の木」(現高橋楢雄の家の氏神様)まで焼けなかったという。当時、大柳と天江の共同墓地の上に、子どもが大砲をかかえて、田っていたからと伝えられている。別にはこの「鹿島様」があらわれ守ってくれたともいわれている。


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