保健

身体の抵抗力が落ちたときが要注意! 感染症(2)―帯状疱疹
(2007.2.23更新)

幼い頃、水痘(水ぼうそう)にかかった人は多いと思います。発熱と同時におなかや背中に、赤い発疹ができます。発疹は水疱となり、全身に広がります。水疱は3〜4日ののち乾燥し、黒褐色のかさぶたとなり、通常はあとを残さず治ります。しかし、治ったあとも、ウイルスは、体の中の神経細胞の中に残り、体の抵抗力が下がったときなどに再び活性化する場合があり、帯状疱疹という病気になります。

《帯状疱疹の症状》
 最初の症状は、ほとんどが痛み。身体の左右どちらか片方にチクチクした痛みがおこり、しばらくするとその部分が赤くなり、やがて水ぶくれになっていきます。それが濁って黄色くなったあと黒褐色のかさぶたに、という経過をたどります。かさぶたが取れて治っていきますが、ひどい時は潰瘍になることも。痛みが始まってから水ぶくれが治るまでの間は、通常、約3週間から1ヶ月です。

《日常生活で気を付けること》

  • 疲れやストレスなどで抵抗力が落ちている証拠なので、無理をせず安静に。栄養と睡眠を充分にとることが大切です。
  • 神経のダメージもありますので痛いからといって冷やすとかえって痛みが増してしまいます。できるだけ温めるようにしましょう。
  • 他の人にうつることはほとんどありませんが、水ぼうそうになっていない人と接触すると、相手が水ぼうそうになってしまうことがあります。水ぶくれが治るまでは、まだ水ぼうそうにかかっていない赤ちゃんや子供、妊産婦さんなどには接触しないほうがよいでしょう。
  • 後遺症として神経痛などの痛みが残る場合もあります。症状が出たら、出来るだけ早い時期に適切な治療を受けましょう。

帯状疱疹は、おとなの10〜20%がかかるといわれている病気です。年間を通して発生しますが、体調を崩しやすい季節の変わり目に多いようです。心身の健康に気を配り、体力を低下させないように気を付けましょう。


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