保健

コンタクトレンズの手入れは大丈夫ですか? 感染症(3)―角膜感染症
(2007.3.29更新)

 目の黒目の部分にあたる角膜の表面(上皮)は主としてコラーゲンからできた比較的丈夫な構造をしており、さらに涙によって守られています。そのため、ばい菌に触れただけで、角膜感染症になることは通常はありませんが、何らかの原因で、異物が上皮を越えて角膜実質の中に入り込むと角膜感染症が生じます。角膜感染症とは細菌やカビ(真菌)、ウイルスなどの病原体が角膜に感染し、炎症を起こしている状態です。症状は、目の痛み、ゴロゴロ感、白目が赤くなる、涙がポロポロ出る、まぶたのピクつきや腫れなどです。

《原因》

  • ゴミ、砂、植物の枝葉などによる角膜外傷
  • コンタクトレンズ装用による角膜表面のキズ
  • ドライアイ(涙の分泌量の減少)
  • ステロイド剤の長期点眼  など

《コンタクトレンズと感染症》
 コンタクトレンズを着用している人が増えていますが、使用方法を間違うと、目の表面が傷ついたりさまざまな障害の原因になり、角膜感染症も起こりやすくなります。特にコンタクトレンズの消毒をおこたったり、不潔な取り扱いをした場合には角膜に感染がおこりやすくなります。
 また、目の乾燥も感染の原因となります。

《安心してコンタクトレンズを使うために》

  • 装用時間を正しく守りましょう。
  • 目が乾きやすい状況では装用時間を減らしましょう。(コンピュータ作業や読書、冷暖房のきいた室内など。)
  • 目の調子がよくても、定期検査を必ず受けましょう。
  • 少しでも異常を感じたら、すぐに眼科医の診察を受けましょう。

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