(2007.6.26更新)
現在、関東地方を中心に、10代から20代の若者間で麻しんが流行しています。秋田県内でも、平成19年1月から5月27日までに麻しん(14歳まで)が2名、成人麻しん(15歳以上)が2名報告されています。
≪症状≫
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる病気で、感染の約10日後に、38℃程度の発熱やかぜ症状がはじまり、2〜3日発熱が続いたあと、39℃以上の高熱とともに発しんが出現します。全身の免疫力が低下するため、脳炎を発症したり、肺炎、中耳炎などを合併することもあります。感染経路は、飛沫感染または飛沫核感染(空気感染)で、感染力はきわめて強いです。免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ全員が発症します。
10代から20代の人達の中には今でも一度も予防接種を受けたことのない方がいます。予防接種を受けた人でも、麻しんの患者数が減り、麻しんウイルスにさらされる機会が減少したため、免疫が徐々に弱まってきていることも流行している原因の一つと考えられています。
■麻しんはワクチンによる予防が最も重要です。
自分が次のどれにあてはまるか確認し、必要な方は予防接種を受けましょう。
- 定期の予防接種の対象となっているお子さんは、確実に予防接種を受けましょう。
- 麻しんにかかったことがなく、予防接種を受けたことのない方は、すぐにワクチン接種を受けることをおすすめします。
- 麻しんにかかったことのある方は発症するおそれはほとんどありません。
- 1回予防接種を受けた方は、免疫があるかどうか調べる抗体検査を受けるか、もう1度接種を受けることをおすすめします。
- 予防接種を受けたか分からない・麻しんにかかったことがあるか分からない方は、抗体検査で免疫の有無を調べてみることをおすすめします。
- 40歳以上の方はすでにかかって免疫のある方が多いので、発症するおそれはほとんどありません。