保健

夏は発生しやすい季節です 感染症(7)水虫
(2007.7.27更新)

 水虫は、カビの一種である白癬菌(はくせんきん)が、足の裏などに入り込んで起こる皮膚の病気です。多くの場合、皮膚に小さな水ぶくれを生じさせることから、“みずむし”と呼ばれるようになりました。カビは高温多湿の環境で活発に繁殖するので、夏に症状が起こりやすくなります。最近では、ストッキングにパンプス、ブーツなど通気性の悪い靴を履く機会が増えたため、女性の感染率も上がっています。
 足の水虫(足白癬)では、足裏、足指の間が好発部位ですが、足指の間が、ジュクジュクして(びらん)白くふやける湿ったタイプ、足裏に小さな水ぶくれができたあとカサカサと薄皮がむけるタイプ、足裏がガサガサ厚くなるタイプなどがあります。水虫はかゆいというイメージがありますが、実はかゆみがない場合もあります。
 水虫は症状にあわせや治療をきちんと行えば、治る病気です。逆に、水虫だと思っていても、水虫とはまた別の病気である可能性もあります。
 水虫と思われるときは、皮膚科を受診して、早めに治しましょう。

〜水虫予防のために〜
足を乾燥させる
 革靴や長靴、パンプス、ブーツなどは通気性が悪く湿気がたまりやすいので、白癬菌が繁殖してしまいます。靴を長時間履き続けないように心がけましょう。1日履いた靴は汗で湿った状態になりますので、よく乾燥させてから履くようにします。

足の清潔に気をつける
 毎日必ず足をていねいに洗うようにしましょう。プールや公衆浴場の床や足拭きマットにはたくさんの白癬菌が付着しています。足に付着した白癬菌はその日のうちに洗い落とす必要があります。

家族への感染予防
 足拭きマットは水虫のある人と無い人とで分けて使い、使用後よく乾燥させましょう。靴下などの衣類に付着した白癬菌は自然乾燥では殺菌できませんが、高温で殺菌することができるので、乾燥機やアイロンを使うと効果があります。

口から始める歯の健康づくり(1) 歯周病(歯槽膿漏)について
(2007.7.27更新)
今月号からシリーズで、
ジュネスデンタルクリニックの小菅一弘先生による
「口から始める歯の健康づくり」を掲載します。

 口腔(口およびその周囲の歯、舌などの組織を含む)検診の際に成人歯周疾患検査というものがあります。現在、村では20歳から5歳ごとの節目に行われています。
 さて、皆さん、歯周病をどう考えていらっしゃいますか?受診率から察すると、軽く見てはいませんか?歯をみがくと血がでる、歯石がたまる、グラグラする、歯がぬけた!「いつかは入れ歯になればいいや。」なんて思っていませんか?本当の恐怖は、歯が抜けることではないのです。歯のねっこのまわりのぐじょぐじょの部分に問題があるのです。歯肉に隠されて見えませんが、ここに潰瘍(かさぶたを剥がしたような状態)が出来ているのです。そこが常にお口の中の細菌に汚染されていることが問題なのです。ある人の歯が28本とします。歯のまわりに平均5mmの溝ができていたとします。そこが活発に炎症を起こしていたなら、全部を集めると72平方cm、なんと手の平のサイズになります。
 さて、歯周病のことを詳しくお話する前にまずは、健康な歯の状態について知っていただきたいと思います。健康な状態では、歯の周りに1〜2mmの溝があります。その外側の部分、すなわち皆さんが見ることができるところは、爪、毛髪にみられるケラチンを含み防御力をもつ歯肉からなります。しかし、その内側の歯にくっついている部分は粘着成分を含みベタベタして歯に張り付いていると思ってください。この部分は、侵入した細菌と対抗する血液成分を出すことが可能なかわりに、細菌をも自由に通過させることが出来るのです。だから、ここに炎症が起き、潰瘍が形成されると、そこから細菌が体内に入り放題になってしまいます。ここが一番の問題なのです。
 口の中の細菌が、体内に入って、どのような病気を引き起こすかについては、次号からお話します。さあ、一体どんな病気が関係あると思いますか?


個人情報についてリンク・著作権について東成瀬村ホームページについて
Copyright (C) 2000-2005 東成瀬村. All rights reserved.