特定検診・特定保健指導が始まります−特定検診・特定保健指導とは?−
(2008.4.30更新)
*メタボリックシンドロームに注目した健診です。
40歳から74歳の男性の2人に1人、女性の5人に1人がメタボリックシンドロームが強く疑われるか、予備群であるとされています。メタボリックシンドロームは、不健康な生活習慣による肥満などで内臓脂肪が蓄積し、高血糖、脂質異常、高血圧など動脈硬化の理数が重なった状態のことをいいます。
動脈硬化のリスクが重なると、一つもない人に比べて36倍、心臓病を発症しやすくなります。動脈硬化は気づかないうちに進行し、心筋梗塞や脳卒中を突然引き起こします。そうなる前に日頃の生活習慣を見直し、予防することが重要です。
*対象者は40歳から74歳のすべての方です。
医療保険者が実施する健診を40歳から74歳以上の全員が受けることになります。
*保健指導に重点を置いた制度になります。
健診の結果は一律基準で3段階に階層化されます。メタボリックシンドローム該当者・予備軍に判定された方は、保健指導でサポートを受けながら、生活習慣の改善に取り組むことができます。
*特定健診・特定保健指導の流れ
1.特定健診を受ける
すべての対象者が受診する項目と、医師の判断で選択的に実施される項目があります。
腹囲を計測することが特徴です。
2.結果通知・情報提供
健診結果に応じてグループ分けされ、保健指導のレベルを設定します。健診結果の通知と情報提供が行われます。
3.特定保健指導を受ける
医師、保健師、管理栄養士などの専門スタッフから、健康状態やライフスタイルに合わせた保健指導が行われます。
- 情報提供レベル
- 動機づけ支援レベル
- 積極的支援レベル
この3つのレベルそれぞれに合わせた支援が行われます。
これまでの健診は「病気を見つけるための健診」でしたが、この特定健診は「病気を予防するための健診」です。
健診を受けてあなたの健診結果を確認しましょう。
口から始める健康づくり(10)
−口腔機能の基礎知識(その2)−
(2008.4.30更新)
いつもただ無意識のうちにかんでいることと思いますが、よくかむことで、こんな効用があります。大切なところをいくつかご紹介いたします。
★脳に刺激を与える
口の周囲にはたくさんの神経が通っています。かむことによって、これらを刺激すると同時に脳をも刺激しています。
★唾液の分泌を促進する
まず、食べ物を見て、どのようなものかを認識し、食べる準備のために唾液の分泌が始まります。そして、かむことによって食べ物を食塊にするため、飲み込ませや
すくするためにさらに唾液を分泌します。
★満腹感が得られる
最低60回以上かむと食べ物はぐちゃぐちゃになります。ここまでかむと飲み込みやすいことはもちろん、糖分も吸収され脳内の血糖値も上昇し、満腹中枢に達し、より少ないカロリーですみます。ということはダイエットに1番!ということです。
★筋肉の萎縮を防ぐ
筋肉は使わないと萎縮します。無重力の宇宙空間に長くいるとすっかり足の筋肉が萎縮し歩けなくなることもあるそうです。
しかし、よくかめるために欠かせないことはみなさんご承知のことと思いますが、歯がある方なら日頃の丁寧な歯磨き、あくまでも丁寧です。歯ブラシを口に突っ込むだけではだめです。磨けていることが大切です。入れ歯の方は、かむことができる入れ歯を入れることが大切です。すぐ浮く、動く、外れるではかめる訳がありません。また、よく手入れし、お口の中も清潔にすることも大切です。