「使える森」を目指して
2007.2.27更新
村では、「東成瀬村森林整備計画(H17〜H26)」及び各地区・団体が策定した「森林施業計画(H14〜H18)」に基づいて、山林の保育・間伐や作業道の整備など、計画的な森林整備を推進しております。
このうち、各地区における森林整備地域活動支援交付金事業が最終年度を迎えることから、これまでの推進状況や活用状況について紹介します。
◆森林整備計画・森林施業計画の実施状況について
| 新規造林 |
| 水源地の保全や大気中の二酸化炭素吸収機能といった「森林の公益的機能」を強化するため、村ではブナなどの広葉樹の植栽も積極的に推進しています。
ブナの新規植栽(椿川字沼ノ上地内)
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| 間伐 |
| 今まで整備した作業道を活用しながら間伐(間引き)を推進し、良質な木材生産や森林機能の強化に努めています。
スギ林の保育間伐(田子内字砥沢中台地内)
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| 作業道の開設 |
村内の山林は、立地条件から施業が難航する森林が多いため、作業道の整備が不可欠であり、施業コストの削減や生産性向上による効率化を推進します。
なお、平成18年度は2種類の補助事業と有利な地方債(過疎債)を活用して、4本の作業道を開設しています。
左:高能率生産団地作業道(国・県補助事業)(椿川字五里台後山地内)
右:間伐等森林整備促進作業道(国補助事業)(田子内字砥沢中台地内)
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作業道の整備状況(H15〜H18)
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グラフを見ると、平成17年度以降、単年度の開設延長が飛躍していますが、これは、県営事業(国・県補助事業)として採択された「高能率生産団地作業道(五里台〜大柳地区)」の整備が始まったことによるものです。
村では今後も計画的に整備を行い、林業の振興や森林機能の強化等を図ります。
○棒グラフは年度ごとの延長です。
○折れ線グラフは平成15年度からの累積延長です。
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◆森林整備地域活動支援交付金事業について
この事業は、森林施業計画を策定した団体が計画に沿った施業を円滑に行うための活動を推進する目的で平成14年度からスタートしています。
紹介する写真は、今年度の各地区での活動(対象行為)の一部です。
| 森林の現状調査 |
| 作業道開設ルート調査(岩井川地区) |
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| 施業区域の明確化作業 |
| 森林境界確認・簡易測量(滝ノ沢地区) |
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| 役員打合わせ会 |
| 平成18年5月17日(肴沢・蛭川地区) |
平成18年12月11日(椿台地区) |
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| 作業道の整備 |
| 資材を利用した作業道の補修(五里台地区) |
作業道の簡易舗装(平良地区) |
| 作業道脇の刈り払い(下田地区) |
簡易作業道の整備(大柳地区) |
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交付金の実績(H14〜H18)
| 地区名 |
5年間の交付金総額
(単位:円) |
| 滝ノ沢・菅生田 |
2,809,900 |
| 田子内・下田 |
7,064,700 |
| 平 良 |
2,950,000 |
| 肴沢・蛭川 |
3,365,500 |
| 岩井川・入道 |
16,772,600 |
| 手 倉 |
4,018,600 |
| 椿 台 |
7,561,200 |
| 五里台 |
3,098,500 |
| 谷地以南 |
13,677,000 |
| 合 計 |
61,318,000 |
●お知らせ
支援交付金は平成19年度以降も継続される予定です!
村ではこれまで支援交付金を、活動(対象行為)に要する経費のほか、森林施業そのものに要する費用(森林所有者負担分)へも活用するという、いわゆる「東成瀬方式」を採用し、これまで5年間にわたり積極的に民有林施施業を推進してきました。
現在の支援交付金制度は平成18年度で終了しますが、今後も適正な森林整備により森林の持っている多面的機能を最大級に発揮させることが今後も不可欠であることから、国では平成19年度〜23年度までの5年間、内容を見直したうえでこの制度を継続する方向性を打ち出しています。
村では、積算基礎森林や交付単価など新たな制度の詳細がわかり次第各地区で説明会を開催したいと考えています。