東成瀬村役場

デンバー海外研修記3

短期海外研修レポート

増田高校3年 佐々木 理紗

今回の短期海外研修は、はじめての海外ということもあり不安でいっぱいでした。最初の試練は、今まで3時間ほどしか経験したことがない私が10時間ものフライトに耐えられるか、入国審査で英語を話せるか、全てが初めてで戸惑う事がたくさんありました。なんとか無事に乗り切り、はじめての海外、アメリカ!に到着したのですが、お昼ごろに日本を出発したのにもかかわらず、まだ外が明るい!これが時差か…と驚きました。そのあとは、本間館長にホテルまで送ってもらい一息ついてから、本間館長が経営する日本館内レストランDOMoで歓迎してもらいました。日本館では合気道を習っている内弟子さん達がいて、見学をさせてもらったのですが、あまりの迫力に圧倒されました。アメリカ人が多いのかな?と思っていましたが、フィリピンやイタリア、日本など、世界各国の人が稽古されていました。そしてDOMoには日本では食べられないであろう料理がたくさんあってとても美味しかったです。何時まで食事をしていたのかわかりませんが、村長さんたちの元気さに驚かされた一日になりました・・・・・・。(笑)

次の日は、デンバー市の議会や裁判所を視察しました。建物がとても大きく綺麗でお城のようでした。普段は公開していないという部屋も見ることができて貴重な経験をさせてもらいました。
デンバー市での活動二日目は特別支援学校(小学校)や国定公園、Garden of godsを視察・観光しました。小学校では子供たちの元気さや積極性に大変驚きました。ルックスの違いや言葉の違いもある中、温かく迎えてくれて東成瀬の子が描いた絵を見て喜んでくれていたのが良く分かり、芸術はすごいと改めて感じました。芸術に言葉はいらないとはこのことだなと思いました。

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Garden of godsは、日本語で「神々の庭」という意味だそうですが、赤く大きな山で、昨日の視察では建物が多く都会的な部分しか見てきませんでしたが、これを見てアメリカの広大さを改めて感じました。そしてその後、ホームステイ先へ行きジョージさん夫妻と初対面しました。どんな方々だろうか…とドキドキでしたがとても優しく、一安心して、夜遅かったこともありそのまま就寝となりました。

三日目は、朝食としてふわふわのパンケーキを食べ、その後、コロラド州議事堂、コロラド歴史博物館を視察しました。議事堂はほとんどの窓にステンドグラスが使われており、美術館の様な内装でした。日本の衆議院にあたる下院、参議院にあたる上院は中が改装中でしっかりとは見られませんでしたが、大きなシャンデリアがありとても豪華でした。また、庁舎には高価な大理石が使われていたり、ドームには純金が使われていたりと、ゴールドラッシュで栄えた州の象徴として輝いていました。その夜は、ジョージさん宅で夕食をいただきました。初めてスペアリブとバッファローのお肉を食べたのですが、家でこんなにおいしいものが食べられるなんて羨ましい!と思いました。あまり食べる機会はないものだと思ったので、綺麗に骨が残るまで食べました。(笑)隣の子を見てみると体は細いのに豪快にかぶりついていて、意外で少しびっくりしました。(笑) 

四日目は、お世話になったジョージさん夫妻にお礼を伝えお別れして、日本館にてボランティア活動をしました。その後、Red Rocksを視察し、日本にはない自然やいかにもアメリカ!という雰囲気を味わいました。帰りの途中でビール祭りにいきあい、路上でのジャズ・ロックな曲に合わせノリノリになり楽しみました。このころには内弟子さんともだいぶコミュニケーションが取れるようになり、アメリカの良さがさらに理解できた気がします。そして、楽しんだ後はこの日一番のイベントであったメジャーリーグの観戦をしました。日本では甲子園が行われていた時期でよくテレビで見ていたのですが本場の野球との違いに驚きました。球速や打球の飛距離など、なにもかもに圧倒されました。ホームランの際の盛り上がりもアメリカらしく楽しむことが出来ました。そして、今夜はお世話になっている日本館に一泊しました。内弟子さん達からたくさん怖い話や「ここでるよ」と脅かされ、最悪だ~と思っていましたが、自分の霊感の無さに感謝しました。無事に就寝し明日に備えることに。

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五日目は、朝早くからホームレスの人のために300人分のカレーやビーフンを作り、提供しました。私はコーヒーを配る担当だったのですが、みんな「ありがとう」と喜んでくれて、本間館長がおっしゃっていた「誰か一人でもありがとうと言ってくれればいい」という言葉を思い出し、強く共感しました。現地の人とふれあう良い機会にもなり、充実した時間を過ごすことができました。
その日の夜は、アメリカ滞在中にお世話になった方々を招いて日本館主催のレセプションパーティーに出席し、楽しみました。

なぜか腕相撲をしたりゲームをしたり・・・すごく盛り上がって日本に帰りたくないなと思う事も多々ありました。最初は緊張して全然話せなかったのにもかかわらず、数日一緒に過ごしただけでこんなに仲良くなれたり、言葉は違うのに一緒に笑いあえたりするのはすごいことだな、と思います。最後はほんとにお別れなのかと悲しみや今までの感謝で泣いてしまいましたが、この体験は私にとって良い経験になり、たくさんの発見や課題を見つける機会になったと思います。最初は不安だった海外も今ではまた行きたいと思えるほど、楽しく充実した研修になりました。日本館のみなさんにはたくさん気遣いをしてもらって、次行く時までにもっと英語を勉強して流暢に話せるくらいまでになりたいと思います。この経験を将来に生かし、国際化が進む中で、外国人の方ともコミュニケーションをとれるということを武器にしていけたらいいなと思います。本当にこのような機会を与えてもらって感謝でいっぱいです。ありがとうございました。

アメリカで体験する全てが初めてで、戸惑いや不安でいっぱいだったようですが、言葉の壁を乗り越え喜びと感動を分かち合う事ができたようですね。
さて、来月号では鈴木りょうさんの感想を紹介したいと思います。来月号も乞うご期待!