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2003年1
新年のごあいさつ

(2003.2.3更新)

 年頭に当たってのごあいさつを申し上げます。
 毎年、新年の新聞を読んで感じることに、干支(えと)と政治経済、選挙などを中心にした特集やコラムが、同じように掲載論議されていることがあります。
 いろいろな新聞やテレビなどからの情報は興味深く、大変参考になり、勉強にもなります。
 それぞれの記事内容は、専門的に取材、検討研究して報道されるわけであり、奥深く、今年一年の計画や方向のためにも大事なことであると思っています。
 今年の干支は「未年」で、何かほんのりとした明るさを期待されるような記事表現が多い反面、もろさ、決断不足を指摘している内容もありました。

東成瀬村長佐々木哲男

 これは、「午年」の昨年は、走っても走っても景気が好転しなかったことから、ある意味では、新年こそはと期待感もあるようでした。私たちも大いに期待したいものです。
 一方、経済面では、デフレ脱出に向けての政治の果たす役割の重要性が一様に述べられており、イラク、北朝鮮の動向によって経済も大きく左右される論評が多く見られました。
 政治面では、通常国会と衆議院選挙、統一地方選の記事が多く、更に、市田丁村合併の記事も今年は特に多く取り上げられていました。
 市田丁村合併は、手段であって目的ではなく、あくまでも市町村自治のあり方、住民自治、生活がどう維持されるかと言った観点、から論議されるべきであります。つまり、住民自らが考え、判断するための情報・資料の提供を行政側が徹底して行うことが重要であることから、村としても今月中には資料を皆さんのお手許にお配りします。
 これと同時に、村の行財政全般にわたって見直すべき事項を徹底して調査し、更に、村内から10名前後の委員を委嘱して行財政改革を議論しつつ、改革を強力に推進する年になります。
 国の経済状況により地方交付税も減額されている中、村の予算編成も大きな転換期になっており、福祉・健康施策や教育はできるだけ維持するよう懸命に配慮しつつ、住民生活に直接かかわる事業には、内容を慎重に検討しながら、充実した予算となるよう努力しなければならないと考えています。
 ここはひとつ、皆さんのご協力をいただいて切り抜けていきたいと思っています。
 新年は、お互いが協力し合って前進する年になることをご期待申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。

今年は未年ひつじどし)
 羊が家畜化されたのは、今から8千年以上も昔といわれています。馬が家畜化されたのが5千年前ですから、羊と人間の付き合いはかなり長いことになります。
 羊には、「おとなしい」「群れになる」などのイメージがありますが、何よりも私たちが実感できるのは、ウールのセーターなどの「羊製品」です。羊からは、衣・食・住に関する様々なものが作られています。羊毛は衣類や寝具に、毛脂は石けんや化粧品に、肉は様々な肉料理に、といった具合です。十二支の中では比較的なじみの薄い羊でも、私たちの身の回りにはたくさんの羊がいるのです。
 「羊」を用いた諺がいくつかあります。
 「多岐亡羊」は、わかれ道が多いために、逃げた羊を見失ってしまうという意味で、方針が多いために、どれを選んだらよいか困ってしまうことです。
 また、悩みを抱え困っている人は「迷える子羊」にたとえられます。
 今年は、市町村合併の結論を出す大切な年です。私たち村民が「迷える子羊」にならないようみんなで東成瀬村の未来をしっかりと見定め、その実現に向かって頑張っていきましょう。